発達障害シンポジウムin阿波観光ホテル

午前中の基調講演を省略させてもらって午後のシンポジウムから参加させていただきました。

発達障害は大きく
・広汎性発達障害(自閉症・アスペルガー障害など)
・注意欠陥多動障害(ADHD)
・学習障害(LD)
・軽度精神遅滞
などに分かれます。

少し前に読んだ「ぼくには数字が風景に見える」という本の中で、アスペルガーとはすこし違う、サヴァン症候群という障害も初めて知ることができました。自閉症の人の心象風景を知ることはほんとはとても難しいことなのだそうですが、この本の主人公ダニエルは数学と語学に並外れて秀でた才能を持っており、彼の自立への道が彼自身の言葉でつづられているのです。
(映画レインマンの主人公もサヴァン症候群なのだそうです)


第1回の学童期(特別支援コーディネーターを育てるため)、第2回の乳幼児期(発達を支えるネットワーク)に続く今回第3回は就労・社会への移行支援について考える、という内容でした。

少子高齢者社会となった日本では、労働力の不足という大きな問題もあり、発達障害を持つ子どもたちの学ぶ立場から社会人としてのデビューを支援していくという大切な問題とあわせて、重要な課題となっているようです。

少し前にSMAPの草薙君がTVドラマで演じたことで、自閉症の「コミュニケーションが上手く取れない」ことや「こだわりが強い」などの特徴は知っている方も多くなったかもしれません。
しかし、現実はドラマ以上にたくさんのハードルがあります。
社会人としてデビューすること、デビューする機会が得られてもその後人間関係の中でうまく調整しあっていけるかということ、離職してしまった後の再就職のためのフォローなど、サポートがなければうまく進んでいけないのが現状なのです。

シンポジストのなかでも特に、保護者代表の方、障害者(知的)を多く雇用しているマルワ環境株式会社の社長丸山さんの話が印象深かったです。

知識としての発達障害を知って援助のための法律や施策が数々存在していても、結局、障害を持つ子の親の苦悩は当事者にしかわかりません。発達障害の子をもつ母親としてのこれまでの苦悩だけでなく、社会の出て行こうとするわが子に一体何が必要で、現状の支援では何が不足しているかを具体的に提示しておられました。

マルワ環境の社長さんは、実際に10人余りの障害者を雇用してきた実績から、更に具体的に障害者雇用の可能性を話してくださいました。
机上の空論、絵にかいたもち、ではなく、説得力のある内容で今の社会福祉施策への問題提起とも捉えることができます。どんなに援助に「力を注いで」も「努力して」も、その援助者の自己満足で終わらせず結果を残していくことが必要なのではないでしょうか。個人的な感想です。

北島町にあるリサイクルセンターでイキイキと働く皆さんの写真がとても印象的でした。



シンポジウムは阿波観光ホテルであったのですが、目的の半分は近くのドトールコーヒーに行くことでした☆

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カフェラテ

きなこのもちもちケーキ


いつもは車で通過するだけですが、久しぶりに駅前を歩くと、お店の並びや風景が変化していることがよくわかります。

歩いても汗をかかず、お店に入っても暖房で汗ばむこともない、そんな今の季節が大好きです。
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by yurari-n | 2007-10-07 20:07 | 日常

ありんこの足跡より小さな日々の記録


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